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  • 執筆者の写真shunkomatsu

インフォグラフィック動画とは?

更新日:2022年7月14日


インフォグラフィック動画とはなにか、自社でも作れないものかと気になっていませんか。インフォグラフィック動画とは、動きのあるグラフやアニメーションを使い、データの分析や新サービスの解説などを分かりやすくまとめた動画のことです。株主総会の説明資料、会社説明会での事業説明、新サービスの使い方、YouTubeでの解説動画など、フォーマルからカジュアルまでインフォグラフィック動画の使用用途は多岐にわたります。本記事では、インフォグラフィック動画の概要やメリットについて解説します。


目次

​①インフォグラフィック動画とは

②インフォグラフィック動画を活用するメリット

③動画でよく利用されるインフォグラフィックの種類

④インフォグラフィック動画の活用シーン

⑤インフォグラフィック動画の制作ポイント

⑥INFOVIDEOでインフォグラフィック動画を制作するメリット




①インフォグラフィック動画とは


インフォグラフィック動画とは、情報やデータを図解して分かりやすくまとめた動画のことです。情報を図形化したものをインフォグラフィックと呼ぶのですが、地図や円グラフ、家系図や年表、ピクトグラムなどもインフォグラフィックの一種です。それらに動きや効果音、アニメーションやナレーションを加えたものがインフォグラフィック動画になります。


感覚的に理解できる

インフォグラフ動画の特徴は、情報を感覚的に理解できるようになることです。理由としては、インフォグラフィック動画はものの動きやナレーションで視覚と聴覚に刺激を与えるように作られているからです。テキストだけで作られている場合は自ら「読む」という行動を起こさなければなりませんが、動画なら受け身の状態でも見られるためストレスがありません。


全てイラストやグラフで作成

もう一つの特徴は、動画の作成はイラストやグラフを使用するため、パソコン内だけで完結することです。撮影機材の準備や演者のキャスティングが必要ありません。撮影のために天候を気にする必要もないためスケジュール調整の煩雑さが軽減されます。




②インフォグラフィック動画を活用するメリット

インフォグラフィック動画を活用することで得られるメリットをご紹介します。


情報が伝わりやすい

1つ目のメリットは、情報が伝わりやすいことです。映像であれば5秒間で15万語にのぼる情報を届けることができ、その量はWEBページ300ページ分に相当します。映像で届ける情報量が、テキストで情報を届ける何百倍もの量であることが分かりますよね。インフォグラフィック動画を使うと圧倒的な量の情報を視聴者に届けることができるため、印象に残りやすく、記憶にも定着しやすくなります。


視聴者の視線を誘導しやすい

2つ目のメリットは、視聴者の目線を誘導しやすいことです。紙の資料を用いてプレゼンテーションを聞く際、時々どこを読んで良いか分からなくなることはないでしょうか。集中して聞いていたとしても、少し話がそれると資料に再度目を落とす際に話の開始場所を探さなくてはなりません。プレゼンターのペースと聞き手の理解にズレを作るきっかけになってしまいます。その点インフォグラフィック動画の場合は注目してほしい箇所に動きをつけることで、プレゼンターの視線と視聴者の視線を合わせることができるため、理解をしないまま先に進んでしまったという事態を避けることが可能です。


難しいものをシンプルに解説できる

3つ目のメリットは、難しいものでもシンプルに解説できることです。膨大なデータを分かりやすくするにはグラフが利用されますが、そこに動きや効果音やナレーションをつけることで直感的に理解できるようになるのです。難しい本についての解説動画がYouTubeなどで人気になるのもうなずけますよね。専門的な知識が必要なものでも図解で伝えることで一般の人にも理解してもらえるようになります。また、新商品や新サービスなどは初めてのものなので使い方が分からないケースが多いですが、インフォグラフィック動画で取り扱い説明をサポートすると、使うまでの心理的ハードルを下げることができます。


多くの人に理解してもらえる

4つ目のメリットは、多くの人に理解してもらえることです。インフォグラフィック動画の特徴である「分かりやすさ」というのはそれだけで価値になりますから、価値を感じた人の間で拡散されやすくなります。近年はSNSを情報収集のツールとして使う人が多く、SNSにはワンクリックで他の人と情報を共有できる機能がついています。手軽に共有できる機能で瞬時に拡散する効果を期待できますので、より多くの人に動画の存在を知ってもらうきっかけになります。また、動画が広がればより多くの人の理解が進むことになるでしょう。




③動画でよく利用されるインフォグラフィックの種類

動画で利用されるインフォグラフィックには、さまざまな種類の手法があります。


年表

年表とは、起こった出来事を時系列に整理してグラフ化したものです。人や物事についての変遷、商品の進化の過程など、プロセスを分かりやすく表示することができます。年表についてのインフォグラフィックを作成する場合、特定の時間や地点を表すポイントアイコン、その地点での状況を表すイラスト、テキストでの簡単な補足説明で構成するのが一般的です。時系列にそれぞれを並べることで、進化のプロセスを分かりやすく表示できるようになります。


チャート

チャートとは、数値やデータを円グラフや棒グラフなどで見える化したものです。統計データについての分析結果をより分かりやすく表示できるようになります。構成比、ランキング、同期間比較など、データにあった表示方法をチャートやグラフから選ぶことで、より効果的に分析結果を伝えることが可能になります。


ピクトグラム

ピクトグラムとは、絵文字のような記号を用いて情報を伝えるために利用されます。男性のシルエットと女性のシルエットを合わせてトイレを意味したり、?マークで案内所、iマークでインフォメーションセンターであることを示します。テキストでの説明を不要にする目的で利用されることが多く、言語的な制約を受けずに情報を伝えられるメリットがあります。東京オリンピックでは競技内容を示す方法としてピクトグラムが利用されていましたよね。


相関図

相関図とは、物事の相関関係を視覚的に分かりやすく表示するために利用されます。家系図や会社の組織図の説明に利用されていますよね。事物を表す図形と繋がりを表す線を使ったシンプルな表示方法になります。シンプルだからこそ関係の追加が容易であるため、複雑な構造をしていても全体の関係性を一目で分かるよう表示することが可能です。


ダイヤグラム

ダイヤグラムとは、イラストや図形を用いて場面を分かりやすく伝えるために利用されます。電車の路線図はダイヤグラムの代表例で、路線ごとに色分けをしたり、図形を用いて駅を表示、遠近感を出すことで駅に停まる線と停まらない線を分けて表示することもあります。ダイヤグラムを使用することで複雑で情報量の多いものでもシンプルかつ分かりやすく表示できるようになります。


フロー

フロートは、ステップなど物事の短期的なプロセスを示すのに利用されます。サービスの申し込み手順や作業手順を説明する際に多く利用されるインフォグラフィックです。作成方法は図形と矢印のみでフローを表示できるので、プロセスの全体像を示す際の解説サポートとして利用できます。




④インフォグラフィック動画の活用シーン

インフォグラフィック動画のメリットを最大限に活かせる活用シーンをご紹介します。


知識の解説

日本赤十字社が制作した献血についての教育動画です。なぜ献血が必要なのかということをデータを用いながら分かりやすく解説されています。


会社説明

建設業の会社説明動画です。業界説明から採用に力を入れている理由、会社のミッションまでを分かりやすく動画にまとめられています。疑問に一つ一つ答える会話風のナレーションを加えることで、親近感を高めています。


サービス説明

羽田空港の飛行経路追加についての動画です。会話形式になっており、視聴者を飽きさせない工夫がされていますね。グラフ・テキスト・色分け・アニメーションを組み合わせることで、馴染みのない知識についても理解しやすいような工夫がされています。




⑤インフォグラフィック動画の制作ポイント

インフォグラフィック動画をどのように作り上げていくのか、制作の際のポイントをご紹介します。


目的やテーマを決める

1つ目のポイントは、動画作成の目的やテーマを決めることです。たとえ数分と短い動画作成だとしても、構成の検討や素材の収集、編集作業と完成までに期間を要するため、制作の途中での大きな変更はスケジュールに多大な影響を及ぼします。完成間近になってから方針の変更などにならないよう、作成する動画で何をしたいのかを明確にしておきましょう。動画の目的を決めておくことで、完成形から逆算して構成を考えられるので、主張が視聴者により伝わりやすくなりますよ。


情報の選別をする

2つ目のポイントは、情報の選別をすることです。動画がテキストの数百倍の情報量を提供できるといっても、無闇に幅広いジャンルの情報を入れ込むと返って分かりづらい動画ができてしまいます。動画の目的を達成するための補足情報を中心に取り入れるようにしましょう。伝えたいことの補足を動画内で繰り返し説明することで、視聴者が深く理解できるような手助けをしていきます。


伝える内容によって表現方法を変える

3つ目のポイントは、伝える内容によって表現方法を変えることです。インフォグラフィックの種類の項目でもお伝えしましたが、表現ツールは多数あるので、伝えたいメッセージやデータに最適なツールを検討することが大切です。時系列に何かを説明したいのか、複雑な関係性をシンプルに見せたいのか、行動手順を明確にしたいなどそれぞれあるかと思います。目的に合わせた表現方法を選ぶようにしましょう。


ストーリーを明確にする

4つ目のポイントは、ストーリーを明確にすることです。データを分かりやすく伝えるのがインフォグラフィック動画のメリットではありますが、動画全体としてのストーリーは自身で順番などを検討していく必要があります。インフォグラフィックの良さが活きるのは人を惹きつけるストーリーがあってこそのものになります。例えば問題提起ー解決策の提示ー解決できる根拠ー商品紹介など、視聴者を飽きさせない展開を検討しましょう。


イメージを統一させる

5つ目のポイントは、イメージを統一させることです。イメージというのは動画の世界観と言い換えても良いかもしれません。世界観を統一することで、違和感なく視聴者を動画に引き込むことができるようになります。具体的には、文字のフォントやカラー、複数のインフォグラフィックを利用するならデザインを近づけるなどです。見た目に統一感がないと視聴者のストレスを誘発しかねません。スムーズな理解を進めるためにもイメージを統一させるようにしましょう。




⑥INFOVIDEOでインフォグラフィック動画を制作するメリット

インフォグラフィック動画をご検討の際は、ぜひINFOVIDEOにご相談ください。インフォグラフィックに特化した動画作成にて、のべ300社以上に動画を納品し、実績を積み上げてまいりました。INFOVIDEOでインフォグラフィック動画を作成することで、以下のようなメリットを得ることができます。


INFOVIDEOでインフォグラフィック動画を制作するメリット

​● BRANDING(ブランディング):視聴者に驚かれるほどの分かりやすさ ● EXPRESSION(エクスプレッション):実写では伝えきれない心情を伝達 ● FOCUS(フォーカス):視聴者の理解を深められるシンプルな表現方法 ● COSTS DOWN(コストダウン):機材やモデルに頼らない自己完結型動画の作成 ● FLEXIBILITY(フレキシビリティ):多言語・内容更新・追加への対応


2021年にマーケター539名への調査で信頼度No.1、伝わりやすいと思う動画サービスNo.1、自社に導入したい動画サービスNo.1という三冠を獲得しました。


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